
▲Dresdner Bank AG▲
▲www.dresdner-bank.deより▲
日本に住んでいた頃、企業からの郵便物(ここでは封書のこととします)を受取ったことがあります。その際、まず間違いなく、送られてきた封筒には、送り主である企業名が記してありました。それで、封書を開封する前に、その封書が、どのような企業から送られてきたものかが分ったものです。企業からの郵便物の場合、そのように、どの企業から送られてきたものであるかすぐに分るよう、封筒に企業名が記されているのは当たり前だと思っていました。
しかし、ここはドイツ。日本では当たり前であったと思うようなことが、当たり前ではないことが多々あります。
ドイツでは、企業から送られてくる郵便物(封書)に、送り主である企業名が、一切記されていないことが多いのです。封書を開封してみて、はじめて送り主の企業名が分るということがあります。特に、銀行からの郵便物に、それが多いように思います。
私がドイツで利用している、Dresdner Bank(ドレスナー銀行)も、送ってくる郵便物の封筒に、一切その名前が分るようなものはありません。ただ、Dresdner Bankの場合、送られてくる封筒の色が、コーポレートカラーである緑を基調としたものであるため、何となく分ります。
あっ、いかん、いかん。いきなり話が脱線してしまいました。今日は、そのDresdner Bankから送られてきた、1通のよく分らない封書について記そうと思っていたのでした。
仕事前にPostfach(私書箱)により、自分への郵便物を確認するのが日課のひとつなのですが、先日、Postfachを開くと、中に緑色の封書が3通入っていました。これまでの経験から、それらがDresdner Bankからのものだと、すぐに分ります。しかし、一度に3通とは多いです。「はて、なんやろ。」と疑問に思いつつも、仕事に向いました。
仕事が終わり、帰宅して、早速3通の封書を開封すると、予想通り、何れもDresdner Bankからのものでした。そして、そのうちの1通は、私の目をひきました。その出だしは、次のようなものです。
Das Leben Kann nur rückblickend verstanden werden.
Es muss aber vorausschauend gelebt werden.
人生はただ振り返ることによってのみ理解することが可能である。
しかし人生は前向きに生きられねばならない。Søren Aabye Kierkegaard
セーレン・オービエ・キェルケゴール
Dresdner Bankから送られてきたものだとばかり思っていた封書に、上記のような、Kierkegaardの格言がいきなり記されていてビックリです。
「なんだ、なんだ。何かの勧誘か。」と思い、送り主を確かめてみると、Dresdner Bankで、私の担当をしてくださっている、Vさんからのものでした。ということで、Dresdner Bankからの、郵便物に間違いないようです。
続きを読んでみると、「お誕生日おめでとうございます。少し人生を振り返ってみてください。そして、それが終わったら、前を向いて、私たちと将来に向って、一緒に進んでいきましょう。」といった感じのことが記されています。つまり、誕生日にかこつけた、勧誘だったということです。
業務上のことだとはいえ、誕生日を覚えていてくれたことは嬉しいのですが、かつて貰ったことのない、バースデー・カードとセットになった勧誘だったので、少し笑ってしまいました。
このバースデー・カードと一緒に送られてきた、郵便物のうちの1通は、これまたVさんからのもので、それは、私の口座について話があるから、電話下さいという内容でした。何の話があるのでしょうね。わざわざ郵便で連絡を催促するとは。案外、これまた勧誘だったりして。
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▲Dresdner Bank AG Filiale Am Hauptbahnhof▲
▲Google マップより▲
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