
▲Berlin Hauptbahnhof▲
写真はBerlin Hauptbahnhof(ベルリン中央駅)南側からの眺めです。ドイツW杯を目前に控えた2006年5月26日に、2代目中央駅としてオープンしました。
昨年この中央駅を訪れたときは、開業直後、W杯開幕直前ということもあり、どこを見渡しても人、人、人でした。新しくできた観光名所(?)を一目見ようと、駅利用者でもない人々がたくさん見受けられました。駅構内ではあちこちでフラッシュがたかれていました。かくいう私もそのうちの一人であったことは間違いありません。ウロウロして、たくさん写真を撮ったことを覚えています。
1990年10月3日に東西ドイツが再統一されて約17年が経過しました。Berlinも統一されて17年です。もう17年なのか、まだ17年なのか分かりませんが、当時生まれた人は高校生なのですね。
賛否両論の2代目中央駅ですが、ここに来ると、ようやく東西に分断されていたBerlinの都市機能も1つにまとまりつつあるのかなと感じます。
空港にしてもBerlinにはFlughafen Berlin-Tegel(ベルリン・テーゲル国際空港/旧西)、Flughafen Berlin-Tempelhof(ベルリン・テンペルホーフ国際空港/旧西)、そしてFlughafen Berlin-Schönefeld(ベルリン・シェーネフェルト国際空港/旧東)の3つの国際空港がありますし、大学にしてもFreie Universität Berlin(ベルリン自由大学/旧西)、Humboldt-Universität zu Berlin(ベルリン・フンボルト大学/旧東)の2つの総合大学があります。Berlinが幾らドイツの中で群を抜いて大きな都市だということを考えたとしても、その姿はドイツの他の都市の姿と比べて大きくかけ離れているように見えます。
これらの施設は合併の動きがあります。例えば3つの国際空港のうちFlughafen Berlin-Schönefeldを拡張して、2011年にはBerlinに新しい国際空港Flughafen Berlin Brandenburg International(ベルリン・ブランデンブルク国際空港)が開港予定です。この空港が開港後は、他の2つの空港は閉鎖される予定です。
政治的には東西が統一されて17年。しかし都市機能としてはまだまだ「東と西」が存在しているBerlinですが、中央駅の開業を持って、1つまた本当の意味での統一が始まったように感じられます。そういう意味で、この中央駅は私にとってまたひとつ近代史を感じ、考えさせられる場所でもあります。
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