ろーんしゅといあーかるて

image00179.jpg
▲Kreisverwaltungsreferat in München▲

今朝は出勤前にMünchen(ミュンヘン)のKreisverwaltungsreferat(行政管理局)のBürgerbüro(住民課)に出向いてきました。地下鉄U3かU6の「Poccistraße」駅を上がってすぐのところにあります。KreisverwaltungsreferatにはAusländerbehörde(外国人課)があり、滞在許可証取得の際にはお世話になったりします。

さて何をしにBürgerbüroへ行ったのかというと、Lohnsteuerkarteというものを発行してもらうためです。Lohnsteuerkarteというのは日本語に直すと給与所得税証明書とでもなるのでしょうか。ドイツで職を得ている人なら必ず必要になるものです。私が今の職場で正式にフルタイム社員として雇用されることになったため、これを雇用主であるオーナーに提出しなくてはならなくなったのです。

B5ほどの大きさのやや厚手の紙で出来ているLohnsteuerkarteの表面には、そのカードの所有者である人物、つまり被雇用者の名前、住所、生年月日、担当の税務署名、宗教、Steuerklasse(課税等級)等々が記されており、裏面には収入やそれに伴う所得税が記されます。

このLohnsteuerkarteを持たずして働くことも可能ですが、その場合はある一定の収入額までしか働くことが認められません。また税の控除が受けられません。したがって学生バイトではないフルタイム労働者は毎年1月にはもしくは雇用契約期間が始まったときに、Lohnsteuerkarteを雇用者に提出しなければなりません。

宗教が書かれているのは、キリスト教徒の場合は収入に応じて教会税を支払わなければならないからです。

Steuerklasseは6つの段階に分けられており、Lohnsteuerkarteの所持者の家族状況や労働状況に応じてクラスが振り分けられます。そのクラスによって控除が受けられる収入の額が決まってくるのです。

申請には労働許可証のついた旅券を持ってBürgerbüroに行けば良いだけです。特に何をするでもなく、すぐに発行してくれます。税についてのパンフレットと一緒に。

写真はBürgerbüroの待合室の様子です。Bürgerbüroでは訪問者は自分の名字をアルファベットで記した際に一番先頭に来る文字で、訪れる窓口が別れるようになっています。田中さんの場合はTの窓口に行かねばなりません。窓口は実際にはそんなに細かく別れてはいなく、アルファベット順にAからZまでをいくつかの塊(例えばAからEまでというように)で分けられています。

各窓口の待合室には順番待ちのための札をとるための機械が設置されていて、ボタンを押すと「315番」などと書かれた札が出てきます。それを持ってその待合室にある掲示板を見つつ自分の番をが表示されるのを待ちます。自分の番号が表示されれば指示されたドアから入って、担当の人と話をします。

それが一連の流れです。

さて今日私が朝Bürgerbüroに行って、私の待つべき待合室に行くと写真のような状態でした。誰もいないのです。いつもならそこそこ混んでいるし、他の待合室はそれなりに混んでいました。おかしいなと思って待ち受け番号札を取る機械を見てみるとピンク色の張り紙がしてありました。

「本日この窓口は閉鎖されています。他の窓口にお進み下さい。」

と記してあるのです。「???」と思いますよね、普通。「閉まっているってどういう事?」「他の窓口って、どの窓口?」などなど、疑問が頭をグルグルとまわります。

ドイツに来たばかりの頃ならおろおろしたかもしれませんが、変な度胸が付いてしまいました。一番空いていそうな窓口の待合室を探し、番号札を取ります。「39番」でした。その時窓口に呼ばれていたのは「37番」。幸運なことにあと1人待てば次は私の番です。「他の窓口」という意味が分からなかったのですが、本来ならば自分が行くべきなのとは違う窓口にいってみることにしたのです。もし何か言われたら「ドイツ語が出来ない外国人が困っている感じを出してみればどうにかなるかな」などと計算が働きました。

実際自分の番が来て、中に入り係の人に「Lohnsteuerkarteが欲しいのですが。」というと、「パスポートを出してください。」というので従いました。すると別段何も言われることなく、すんなりとLohnsteuerkarteを発行してもらえました。その間3分ほど。あっさりしたものです。

というわけで問題は多少あったものの、時間を取られることもなくすんなりとLohnsteuerkarteを得ることが出来ました。

Kreisverwaltungsreferatは徐々にサービスが良くなっているみたいですね。以前は何かを申請するときには必ず待合室にある申請書に記して、それを持って窓口にいっていました。今は必要な書類はオンラインで手に入れることが出来ます。またいくつかの申請は書類を書かなくても良くなりました。今回も何も記していません。また対応してくれた係の人の態度も、とても好感の持てるものでした。

Lohnsteuerkarteはすんなり手に入ったし、係の対応も良かったし、待ち時間もなかった。なにか気持ちよく出勤前の時間を過ごすことが出来ました。

Similar Posts:

Comments are closed.