
▲自宅の窓から▲
今朝出勤時に、いつものように自宅前のバス停でバスを待っていました。その際私の前を何人かが通りすぎていきました。それは当然よくあることです。でも今日は変ったことがありました。
私の前を通りすぎていったひとりの男性が、私の前を数m進んで通りすぎたかと思うと、くるっと身体を反転させ戻ってくるのです。「忘れ物でもしたのかな。」などと思っていると、おもむろに私に声をかけてきました。
男性「すみません。」
英語です。「???」と思っていると、
男性「英語を話せますか?」
と質問されました。英語は話せないので、
私「英語は話せませんが、日本語とドイツ語なら話せます。」
と、「英語」で答えました。英語を話せないと言いながら、英語で答えるのもどうかと思いましたが、「少ししか話せない」という意味でそう答えたということにしました。いつもなら全く分からない雰囲気を醸し出して無視することもあります。というのも最近よく英語かドイツ語で知らない人から道で急に話しかけられて、「お金を少し貸して欲しいのですが。」と言われることが続いたからです。でももしかして道を尋ねたいだけかもしれないし、突っぱねるのもどうかなと思ったのです。
そうしたらその男の人は「英語」で、
男性「あなたはここ、ミュンヘンに住んでいるのですか?」
と質問してきました。
私「はい、そうです。」
と答えつつも、「英語話せないと言ってるのに、何故英語で質問するのかなぁ。」と思っていました。でもドイツ語が話せると言ったのにドイツ語を使ってこないところからすると、ドイツ語圏の人では少なくともなさそうです。
続けざまに男性は、
男性「日本から来られましたか?他のアジアの国?それともここ(ドイツあるいはミュンヘンの事だと思います)で生まれましたか?」
と質問してきます。「なんでそんなこと聞くのだろう。」とは思いましたが、
「日本から来て、数年間ここに住んでいます。」
と答えました。すると男性は笑顔になって、
男性「そうですか、日本から来ましたか。私はアメリカから来ました。ところであなたはミュンヘンは好きですか?私はミュンヘンはあまり好きではありません。」
と話してきます。ますます「???」となりました。とりあえず、
私「小さな町ですが良いところだと思いますよ。」
と答えることに。そうすると男性は、
男性「私はミュンヘンの人はclosedだと思います。」
というのです。
私「closedというのはどういう意味ですか?それは保守的という意味で捉えても良いですか?」
男性「はい、その通りです。保守的という意味で使いました。そうは思われませんか?」
私「まあ、保守的かそうでないかといわれれば保守的です。特に政治に関しては。ただミュンヘンはドイツのどの都市よりも裕福です。そのような土地に住んでいる人が、大きな変化を求めるとはあまり考えられません。そういった意味で保守的になってしまうのは仕方ないのではないでしょうか。今の生活を手放したくないと思いますし。」
男性「そうですか。どうもありがとう。さようなら。」
男性は去っていきました。
朝からよく分からない会話をしました。男性は何を私に求めたのでしょうかね。男性は私と同じ外国人。「閉鎖的」という言葉を使った以上、何かそういったことをミュンヘンで経験したのでしょうか。そして明らかに外国人である私に、その経験について同意、もしくは同様の経験をしたか聞きたかったのでしょうかね。残念ながら私は彼の満足する答えを与えることは出来なかったようですが。
Similar Posts:
不思議な方ですね。
エガは以前、ミュンヘン郊外の地下鉄駅周辺を
歩いていると、いきなり中年男性から
「トヨタの整備工場の場所を知らないか?」と
聞かれました。
東洋人→多分日本人?→トヨタ、という連想に
至ったのでしょう。
突然、エガのような東洋人女子に聞いて
答えが得られると思ったのでしょうか?
このシーンを日本に置き換えると、
ドイツ人の歩行者に
「BMVの整備工場はどこにあるのですか」と
聞くということでしょうか。
いや、通常しないですね。
「とりあえず質問してみる。」というのは、こちらの人に共通してみられる行為かもしれません。
日本人の場合、聞いても分からないかなと思えることは「聞くだけ無駄か。」と考えて聞かないことが多いように思うけれど、こちらの場合それが「聞いてみて分かったらラッキー。」ぐらいに考えられて質問されるような気はします。あくまでも「そんな気がする。」という程度ですが。