あじあふぃるむふぇすとにせんなな

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▲Asia Filmfest 2007▲
▲www.asiafilmfest.deより▲

昨日11月1日はAllerheiligen(諸聖人の日)で、私の住んでいるバイエルン州をはじめ、ドイツの一部の州では祝日でした。

当初はFと今シーズン最後の山に登る予定でしたが、山の天気が思ったより悪そうなので中止に。やることがなくなったので、昨日までMünchen(ミュンヘン)で行なわれていた、Asia Filmfest 2007に出かけていって、映画を見てきました。

Asia Filmfestは今年で4回目を迎えた、ドイツで最大規模のアジア映画祭です。この映画祭は毎年秋頃にMünchen(ミュンヘン)にあるMathäserおよびGloria Palastの2つの映画館で行なわれ、40近いアジアの映画作品が8日間に渡って公開されます。

アジアの中でも特に、中国、韓国、日本、台湾、タイそしてインドの映画が主に紹介されます。ドイツで上映される外国映画は、吹き替えになることが多いのですが、この映画祭ではオリジナルの言語のまま上映され、英語かドイツ語の字幕がつく形になります。

日本からは全部で10の作品が招待されていました。矢口史靖監督の「スウィングガールズ」や、宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」、北野武監督の「監督・ばんざい」、今村隆寛監督の「救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」といった映画が上映されていました。

この映画祭では、毎回一人の監督とその作品にスポットが当ります。2005年は呉宇森(ジョン・ウー)監督、2006年は杜琪峰(ジョニー・トー)監督、そして2007年は金基德(キム・ギドク)監督でした。

私は今回上映された作品の中で、日本の映画、中島哲也監督の「夏時間の大人たち」という作品を見ました。この映画に関するレビューなどは、Googleで検索すればいくらでも素晴らしいものが出てくるので省きます。

私は途中で飽きることなく、面白いと思って見ていました。笑わせる場面では、ドイツ人の人も結構笑っていましたね。映画館でたまたまあったドイツ人の友人Tに後で聞いてみると、日本独特の風習描写は、理解できないところもあったみたいですが。

例えば作品の中心として取り上げられていた、日本の学校体育での逆上がりは、ドイツではやらないそうです。「本当に逆上がりをみんな学校でやるの?」と聞かれました。したがって字幕で逆上がりの訳として書かれていた「Aufschwung」という単語は、そういう場面で利用されるのは始めて知ったと言っていました。普通はAufschwungは経済に関する分野で、好景気とか発展とか言う意味で利用されることがあるみたいです。

映画も良かったですが、挿入歌として流れていた遠藤京子さんの「KAERITAKUNAI – I Don’t Wanna Go Home」という曲は印象的で心に残りました。

このAsia Filmfest、ドイツ最大規模の映画祭といっても、特に大々的に宣伝されているようでもありませんでした。映画館の壁にある大きな宣伝スペースにも広告はなく、僅かにチケット売り場の近くの壁にいくつかの作品のポスターが貼られているのみというものでした。それでも、日本人以外の姿を観客席に多く見ることが出来ました。最近のドイツでの日本ブームを反映してのことでしょうかね。

映画祭で公開された映画のいくつかは、近々全国のドイツの映画館で公開されるようです。「ゲド戦記」などは興味があるので、観に行ってみようかなと思います。

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