わがやのはる

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▲我が家の元クリスマス・ツリー▲

1月6日のHeilige Drei Könige(公現祭)が過ぎ、街の中からクリスマス・ツリーが撤去されました。もう街の中には、クリスマスを感じさせるものは残っていません。我が家のクリスマス・ツリーも、現在は写真のように飾り付けが取られ、単なる木となり、部屋に置かれています。

ドイツではクリスマス・ツリーには、イミテーションではなく、本物の木が利用されることが多いです。クリスマスの時期にはあちこちで、クリスマス・ツリーとなる木を売っているのを目にします。

しかしながらそこで売られている木は、幹の途中で切断されたもの、つまり根が付いていません。したがってそれ以上育つことも育てることも出来ないので、1月6日前後になると、ゴミ箱などにクリスマス・ツリーとして利用されていた木が、捨てられている光景を目にするようになります。

我が家でクリスマス・ツリーに利用されていた木は、IKEAで購入してきたものですが、ドイツでは珍しい、鉢植えのタイプです。したがって、育てようと思えば、育てることも可能です。

我が家では、日本式に、クリスマスが終わった後、すぐにクリスマス・ツリーの飾り付けを外しました。そして、その後、このクリスマス・ツリーに利用されていた木をどうするか、奥さんと考えました。

考えられたのは、次のようなことです。

まずは、他の人もそうするように、ゴミとして捨ててしまうこと。しかし、我が家の木には根が付いています。まだ生きている状態です。それをゴミとして捨ててしまうのは、なんだかかわいそうです。したがって、その考えは不採択ということになりました。

次に考えたのは、近所の公園に植えに行くこと。近所の公園には落葉樹が多いのですが、ちらほら常緑樹を見かけます。そして、その常緑樹の中には、元クリスマス・ツリーだったらしいものがあります。大きさといい形といい、種類といい、その空間のなかでは明らかに異なる存在として目立っているので、すぐに分ります。

この方法だと、木はゴミにならないし、他の仲間達と暮らしていけるので、なかなか良さそうではあります。しかしながら、小心者の私たちは、公園に木を植えに行くという行為に恐れを成してしまい、良い案だとは思ったものの、これまた不採用となりました。

とうことで、最後の案が採択されたわけですが、その最後の案というのは、家で育てる、というものです。これが環境にも良く、精神的な不安もなく、誰にも迷惑をかけないということで、ベストな選択だと思いました。

そうして、現在元クリスマス・ツリーは、我が家で育てられています。

しかし、最近その木に変化が起き始めました。成長しているのです。写真をよく見てもらうと、すぐに分るかと思いますが、新緑が出て来ているのです。木の先端の方は、すでに3cmぐらい大きくなりました。

クリスマス・ツリー時代には、飾り付けを垂らされ、グルグルに巻かれたランプを毎日点灯され、酷使されていました。そして、その飾り付けが取られた現在、肩の荷が下りたとばかりに成長しています。

この木は育てるのが難しいと聞いたので、どれほどまで成長するのかは分りませんが、もし来年の12月まで元気にいるようだったら、来年もクリスマス・ツリーになってもらおうと計画しています。

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