
▲Wassily Kandinsky, “Lyrisches”(1911)▲
▲Color woodcut on cream laid Holland Van Gelder paper, 415 x 217mm▲
▲In the book “Klänge” (Munich: R. Piper, 1913) ▲
奥さんがクリスマス・プレゼントとして、マフラーと帽子を贈ってくれたということは、先日のエントリーでも話題にあげさせてもらいました。
私にはそれで十分だったのですが、奥さんは更にもうひとつ私に、クリスマス・プレゼントをくれました。München(ミュンヘン)にあるStädtische Galerie im Lenbachhaus(ミュンヘン市立ギャラリー・レンバッハ・ハウス)のJahreskarte(年間チケット)です。
Lenbachhausには頻繁に出かけるので、Münchenに引っ越してきて以来、いつもLenbachhausのJahreskarteは欠かさず購入してきました。
マフラーと帽子以外のクリスマス・プレゼントに、何が良いかと奥さんに聞かれて、すぐに思いつく物もなく、また欲しい物もなかったのですが、「出来たら毎年の記念になるもの」という一声で、LenbachhausのJahreskarteが思い浮かびました。
これなら私はMünchenにいる限り、毎年購入しますし、それも私は毎年12月に、翌年1月1日始まりのJahreskarteを注文するので、時期的にもちょうど良いのです。
ということで、クリスマスの12月25日に、奥さんと一緒にLenbachhausに出かけ、Jahreskarteをプレゼントしてもらいました。
本当は、奥さん、自分で買おうと思い、前日の12月24日に出かけたらしいのですが、Lenbachhausはお休みだったようです。
LenbachhausのJahreskarteは、対価さえ支払うことが出来る人なら、誰でも購入できます。少なくともドイツ国内に住んでいれば。恐らく、日本に住んでいても買えると思います。送料は別途負担しなければならないと思いますが。
購入はLenbachhausのチケット売り場で直接申し込む方法以外に、メールやFAX、郵便でも申し込むことが出来ます。
私はいつも直接Lanbachhausに出向き、窓口にて購入します。窓口で「Jahreskarteを購入したいのですが。」と伝えると、申込書を渡され、記入するように指示されます。名前と住所を記入するだけの簡単なものです。
Jahreskarteは1年間有効ですが、有効となる期限の始まりは、申込日以降の日付であれば、自由に自分で選べます。私は毎年1月1日を選んでいるので、今回は2008年1月1日から有効のJahreskarteを申し込みました。
Jahreskarteには3種類あります。普通のカード、割引価格のカード、そして家族向けのカードです。価格はそれぞれ、年間20Euro、10Euro、30Euroとなっています。
普通のカードは15歳以上の人向け用です。割引価格のカードは、児童や学生、芸術家、美術史家や年金生活者といった人向けです。家族向けのカードでは、それ1枚で大人二人と15歳以下の子供が入場できます。
例えばLenbachhausの常設展を見に行くためには、大人一人5Euroぐらいからの入場料が設定されています。ということで、普通のカードを買っても、4回も見に行けば元が取れるのです。決して高くはない値段設定だと思います。
特別展が開催されているときには、入場料がもう少し高く設定されるのですが、その時にも、Jahreskarte所持者は、追加料金無しで入場することが可能です。それを考えると、むしろ普通のカードの20Euroというのは、こっちが心配になるほどの、安い価格設定だと思います。
今回私は奥さんが出来たので、家族向けのカードを買ってもらおうかと思いました。それだと、たまに奥さんとも一緒に、Lenbachhausに来ることが出来ますから。
しかしながら、家族向けのカードを利用するには、子供と一緒に入場する必要があるそうです。したがって、家族向けのカードは、子供のいる夫婦向けに発売しているようです。残念でした。そういうことは、案内ページには書いていないので、知りませんでした。
窓口でJahreskarteを申し込むと、有効期限の開始日と所持者の名前が書かれた、紙で出来た仮のJahreskarteを受取ることが出来ます。後日郵送にて、登録した住所宛に、クレジットカードのような、プラスチックのJahreskarteが届きます。それまでは、仮のJahreskarteを利用するのです。
Jahreskarteは名前や有効期限の描かれた面と、Lenbachhaus所蔵作品の写真が掲載されている面からなっています。
所蔵作品の写真は毎年変わります。これが毎年の楽しみであったりします。今年はWassily Kandinskyの《Lyrisches》という作品でした。Kandinskyの作品がJahreskarteに利用されるのは、2年ぶりですね。
Jahreskarteを持っていれば、入場に1時間待ちと表示されるような特別展の時も、入場券を購入するのに並んでいる人たちを横目で見つつ、並ぶことなくスッと入場させてもらえたりします。安価なのにちょっとしたVIP気分を味わえますよ。
あと何年Münchenに滞在しているのか分りませんが、ここに住んでいる限りは、毎年奥さんにはクリスマス・プレゼントとして、LenbachhausのJahreskarteをおねだりしたいと思います。
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