きょうつうのさいふ

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▲Dresdner Bank AG▲
▲www.dresdner-bank.deより▲

今日の午前中、奥さんと一緒にMünchen(ミュンヘン)のHauptbahnhof(中央駅)前にある、Dresdner Bank(ドレスナー銀行)へ行ってきました。2人の共通の口座を開設するためにです。

奥さんと私は、現在別々に住んでおり、生活費もそれぞれが捻出しています。住居はそう遠くないうちに、奥さんが私の家に引っ越してくる予定なですが、同居後も生活費はそれぞれが捻出する形を取る予定です。ということで、「欲しいものがあれば、自分の稼ぎの中から購入する」というように、共同生活後もなる予定です。

しかしながら、欲しいものの中には、お互いに共通するものもあります。代表的なものは食料費ですね。あとは、洗剤や歯磨き粉などといった生活必需品でしょうか。そういったものは、バラバラに買うよりも、2人で一緒に購入した方が効率的だと思われます。

現在のところ、奥さんが私のところに来ることもあれば、私が奥さんのところに行くこともあります。そのような場合、訪問を受ける側がこれらの費用を支払っています。特にどちらかがどちらかに多く依存していることもないので、今のところはこれで上手くいっています。

ただ、同居するとなったときに、いつまでもこれでは困ります。ということで、共通の財布を持とうということになりました。昔なら、言葉そのまま、共通の財布を持っていたのでしょうが、それではその共通の財布を持っていない方は、その場合には買い物が出来なくなり不便です。したがって、共通の銀行口座を作ることにしたのです。

口座を開設するにあたって、どの銀行で口座を開設するかという問題がまず出て来ました。

奥さんは現在Hypovereinsbank(ヒュポフェラインス銀行)を利用しており、私はDresdner Bankを利用しています。どちらもドイツを代表する大手銀行です。このほかに、Deutsche Bank(ドイツ銀行)やCommerzbank(コメルツ銀行)、Postbank(ポストバンク)等が考えられました。これらの5つの銀行が、規模の上でドイツ五大銀行と呼ばれるものです。日本でいうところの、メガバンクにあたります。

ドイツにはこれらメガバンク以外に、地方銀行ももちろんあります。しかしながら、奥さんの今後(今年の夏以降)の居住地が未確定なため、引越しの際の煩わしさを考えると、メガバンクで口座を開設するのほうが、後々の手間が少なそうです。したがって、今回は上記にあげたメガバンクにおいて、口座を開設することにしました。

奥さんはHypovereinsbank以外に、以前Postbankで口座を開設したことがあります。私はDresdner Bank以外に、PostbankとCommerzbankで口座を開設したことがあります。

しかしながら、奥さんも私も、PostbankやCommerzbankでは良い経験がありません。従って選択肢からは外れました。またDeutsche Bankに口座を持っている人、以前口座を持っている人に話を聞いたことがありますが、お勧めされたことはありません。そして、何れの人も、たまたまかとは思いますが、少なくとも1度は何らかのトラブルに遭っていました。ということで、Deutsche Bankも選択肢から外れました。したがって、HypovereinsbankかDresdner Bankで口座を開設することにしました。

さてドイツで銀行口座を開設する場合、大抵の場合はGirokontoと呼ばれる口座を開設します。日本で銀行口座を開設する場合、基本となるのが普通預金口座であるのと同様、ドイツで銀行口座を開設する場合の基本となる口座が、このGirokontoと呼ばれるものなのです。

ただし、このドイツのGirokontoなる口座は、日本でいうところの普通預金口座とは異なります。Girokontoは日本でいうところの、当座預金口座、もしくは決済用普通預金口座にあたります。

自由に預入、払戻が出来ること、クレジットカードなどの決済に利用可能なこと、給与などの受取りに指定可能であることは、日本の普通預金口座と同じでしょうか。

当座預金口座であるので、利子が付かないのは、日本の当座預金と同様です。

ドイツでGirokontoを開設するとなると、口座維持手数料が大抵必要です。ある程度の年齢以下(大抵は30歳以下)だと、その口座維持手数料が免除されたりすることもあります。学生の場合も口座維持手数料が免除される場合がありますが、その場合は前述の年齢以下の場合に適応されることが多いようです。

さて、私たち夫婦は、私が30歳を超えてしまっているため、HypovereinsbankかDresdner Bankのどちらにおいても、口座維持手数料が必要となってしまいます。

それで口座維持手数料を比べた結果、Dresdner BankのDresdner PrivatKonto Basisという種類の口座を開設することに決めました。私が今現在Dresdner Bankで利用している口座も、この種類のものです。

Dresdner PrivatKonto Basisでは、月々の口座維持手数料が2.75Euroかかります。しかしながら、口座に650Euro以上の残高があれば、その口座維持手数料は必要ありません。Hypovereinsbankにも同様の口座として、GirokontoPlusがあるのですが、こちらは口座に1500Euroの残高がなければ、月額5Euroの口座維持手数料が必要です。

メインの口座とするならば、1500Euroを口座に入れておくことも可能ですが、共通の財布代わりの口座なので、そんなにお金を入れておく訳にもいきません。

HypovereinsbankのGirokontoPlusは、窓口で振込みなどの手続きを行なっても、手数料が取られないという利点があります。Dresdner BankのDresdner PrivatKonto Basisだと、窓口での手続きには、その都度1.50Euroがかかります。

しかしながら、Dresdner PrivatKonto Basisの場合、OnlineBankingを利用する限りは、その手数料はかかりません。私も振込み手続きは、今までずっとOnlineBankingを利用してきましたが、特に問題もありませんでしたし、作業に関するストレスもありませんでした。

ということで、今回の口座開設は、色々考えた結果、Dresdner Bankで行なうことにしました。

Dresdner Bankの支店の受付に行った私たちは、受付の人に口座を開設したい旨を伝えます。ちょうど込んでいた時間だったようなので、ソファーに腰掛けて、しばらく待つように指示されました。

しばらくすると、若い男性の行員がやってきます。彼は私の顔を見ると、ニコッと微笑みました。それは営業スマイルではなく、私と彼が、顔見知りだったからです。

というのも、口座開設の下調べのために、私は先週一人で銀行を回りました。そして、そのときDresdner Bankで対応してくれた人が彼だったのです。

それだけならば、1週間で何人もの人が、同じような用件で来るだろうし、彼も覚えていなかったとは思うのです。しかし、私が彼を1週間前に困らせてしまったことがあったので、良く覚えていてくれたのでしょう。

困らせたといっても、我儘を言ったとかではもちろんありません。私のドイツ語が拙かったために、彼の口から出てくる専門用語が理解できなかったのです。大抵は、説明し直してもらうことで理解できるのですが、ある単語だけがどうしてもその時は理解できなかったのです。それで彼は、わざわざ図示してくれたのです。そういったこともあり、彼は良く私のことを覚えていたのでしょう。

前回彼のところに来たときに、イヤという程散々質問したので、今回は手続きを進めていくだけです。といっても、実際の手続きは、彼がパソコンに向ってデータを打っていく作業がほとんどだったので、私たちはパスポートを提示した後は、彼の作業を見守りつつ、雑談をしておけばよいだけでした。

今回の手続きで、私個人がDresdner Bankで口座を開いた際の手続きと異なっていたのは、私たち2人の名前で口座を開設したので、書類が全部2倍になるということだけでした。もちろん、2人の署名がなければ口座は解約できないなど、細かい点で1人が口座を開設するものとは異なる点がありました。しかし、それは考えればよく分ることばかりなので、そう問題ではありませんでした。

私たちの口座を開設してくださった担当の彼は、まだ随分若そうに見えます。作業の手順などを見ていても、見習いとまではいきませんが、恐らく最近独り立ちしたような感じでした。よく、上司とおぼしき人のところに意見を聞きに言ったりしていました。書類の確認も、私たち2人に対して、それぞれバカ丁寧に同じ事を繰り返して説明してくれるような人だったので、その態度が、かえって安心でしたね。私たちも彼の話している内容を良く理解できましたし。

Girokontoを開設してもらった後には、そこにDresdner AktivSparenという、Sparkontoも付け足してもらいました。

Sparkontoとは日本でいうところの、貯蓄預金口座にあたります。こちらの方は、ある程度の金額を毎月預金していけば、利子が付きます。口座維持手数料は無料です。

ということで、共通の財布を持つための手続きは、全て完了しました。口座番号は教えてもらったので、ある程度の利用はすぐ可能ですが、本格的な利用は、カードと暗証番号が届くまでお預けです。

今のところの私たちの計画では、Girokontoに月額50Euroずつ、Sparkontoに月額100Euroずつの預金を行なうことにしています。Girokontoの預金は、2人に必要な日々の買い物に、Sparkontoの預金は、次に日本に帰るときのためにというそれぞれの目的が今のところあります。

これで携帯電話の契約に引き続き、私たちが夫婦として暮らしていくための準備がまた一つ終わりました。少しずつ、快適な生活になるでしょう。


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▲Dresdner Bank AG Filiale Am Hauptbahnhof▲
▲Google マップより▲

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