おせわになりました


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▲三木内科胃腸科医院▲
▲Google マップより▲

日本への一時帰国時、坂出市にある瀬戸大橋記念公園や沙弥島を訪れたという話は、以前のエントリーに記しました。そしてその沙弥島を訪問時、すでに私は、自分の体調がすぐれないことを感じ取っていたことも記していました。

今回のエントリーは、その内容の続きです。

その日、朝起きたときから、体調が悪いということには、自分自身何となく気がついていました。というのも、食欲がなかったからです。私は昔から現在に至るまで、朝からしっかりと食欲があります。しかし、この日は珍しく、食欲がなかったのです。

それでも、出された朝食は全部食べることは出来ました。若干無理して食べた感はありましたが、体調が悪いといっても、それほどではなかったということです。

前日、妻と私の両親、そして私が初めて揃って夕食を共にしたというのもあり、両親は豪勢に私たちをすき焼きでもてなしてくれました。ドイツではまず食べられないものだっただけに、私たちは夢中で食しました。私の方は、明らかに食べ過ぎた感がありましたね。

ということで、次の日の朝の食欲のなさは、きっとそこから来ているのだろうと、その時は考えていました。したがって、時間が経てば、体調も回復してくるだろうと。

しかしながら、以前のエントリーにも記しましたが、時間を経てもいっこうに私の体調が回復する兆しはありません。むしろひどくなっていきます。沙弥島訪問時には、歩くのも一苦労といった感じでした。

沙弥島訪問後も、その日は妻を香川県観光へと案内する予定がありました。しかし、どうも胃腸の調子が良くありません。それで、ドラッグ・ストアに寄り、市販の胃腸薬を購入しました。薬剤師の方に症状を説明して、即効性のあるものを購入し、その場ですぐに飲みます。

その後は休憩を兼ねて、一時実家へと帰りました。しかし、まだ体調は回復しません。それで、母の薦めもあり、坂出市にある、三木内科胃腸科医院を訪れました。

三木内科胃腸科医院は、私の実家が今のところに引っ越して来て以来、家族でお世話になっている病院です。所謂、かかりつけの医者ということになります。

私が中学の時の話です。私はあるスポーツに熱中していました。その県大会の決勝を控えた前日、いきなり体調が悪くなり、夜中に高熱が出ます。発熱には強い私ですが、その時はどうにも我慢できませんでした。困った母が、三木内科胃腸科医院に電話をすると、先生は二つ返事で診療をしてくださることに。夜中の2時ぐらいだったと思います。病院に行くと、深夜にもかかわらず、先生は診察と治療を行なってくださいました。そのおかげで、私は次の日、熱も収まり、体調も回復し、県大会を制することが出来ました。

日本では病院でのたらい回しということが、ニュースになっていた時期もありました。しかし、この三木内科胃腸科医院ではこの例に限らず、断られるということはりませんでした。「何かあったときは、いつでも電話下さい。診察しますから。」と先生はよく仰っていたのですが、その言葉通りに実行される先生でした。

もちろん、夜中に高熱が出ただけの話と、急を要する処置が必要な場合とでは、病院側の対応も変わってくると思うので、一概にたらい回しをする病院が悪いという訳ではないとは思いますが。

話がそれてしまいましたので戻します。さて、今回は診療時間内に病院を訪れたため、普通に診察をしてもらいました。病院の場所は、私が通い慣れた病院のあった場所からは移転していましたね。

病院に着くと、受付をすまし、問診票に記述します。そして検尿と体温測定を行なった後、診察を待ちます。体温は、38.6度と私にとっては、やや熱っぽかったです。

診療してくださった先生は、私が知っている先生ではなく、先生の息子さんでした。

先生に症状を説明した後、診察を受けます。診察を受けた結果、恐らくは、2日前に食べた牡蠣があたったのではないかということでした。その日は、診察後に点滴を受け、薬をもらうことに。また、「明日、念のために胃カメラを飲んでみましょう。」ということになり、次の日の検査の予約をとって帰ります。

次の日、胃カメラを飲み、血液検査と点滴を行ないました。胃カメラによる診察の結果はすぐに出ましたが、悪いものではありませんでした。胃ガンなども発見されませんでしたし。

さらに次の日は妻の実家へ戻る日でしたが、戻る前にまた病院へ行き、診察と点滴を受けました。

ということで、発病から3日間ほど、病院に通う羽目になってしまいました。おかげで、妻と一緒に道後温泉あたりへ旅行へ行こうと思っていた計画や、香川県の観光地を巡る旅も、ほとんど計画に移せずに終わってしまいました。

結局病院に行った初日が、一番体調の悪い日でしたね。診察や点滴を受け、薬も飲んではいたものの、動ける状態ではありませんでした。

私は15年間以上一人暮らしを続けているので、病気の時にも一人でいることが普通です。したがって、寝込んでいるとかえって気が滅入るので、なるべく寝込まないように心がけています。ということで、39度を超えるような熱でないと、寝込むような事はないのですが、今回は久々にひどいものだったと自分でも思います。帰って布団の中で寝ていても、身体の震えが止まりませんでしたから。起きあがろうにも、起きあがることすら出来ませんでした。そこまでひどい病気にかかったのは、ここ数年記憶にありません。

側にいた妻には「せっかくだから、どこか観光に連れて行ってもらったら。」とは伝えました。病人の看病をしていても、つまらないでしょうから。

この言葉には、本当にそう思ったのもありますし、別の意味もありました。

というのも、私は先ほども記したように、一人暮らしが長いので、病気の時は一人でいることに慣れています。病院もいつも一人で行っていたし、手術するときも一人でした。だから、誰かに付き添ってもらうとか、看病してもらうということには慣れていないのです。そういうことをされると、そちらにばかり気が向ってしまい、ゆっくり休めないのです。病気になったときは、一人で病気と闘っている方が楽なのです。

ということで、先ほどの言葉をかけたのです。

ただし、その時はそこまで詳しくは説明しなかったので、妻はやさしさから、私の側にいてくれました。

しかし、私も自分のことが手一杯なので、妻に構ってあげられません。気にしてはあげたいのですが、少しでも眠りたいと思っています。最初は少し構っていましたが、気がついたら寝ていました。

ふと起きると、妻が私の横で眠っています。私はそれを見て、安心して、また眠りにつくことが出来ました。

結局10時間以上は寝たのではないでしょうか。妻も結局私の側でずっと寝ていました。

病気の時に、看病して欲しいと思う人もいるでしょう。だからこの妻の態度は、少し冷たいのではと感じられる人もいるかもしれません。でも、私はそうは思いませんでした。

何度も記しますが、一人暮らし歴の長い私は、人に看病されるのにまだ慣れていないせいもあり、病気の際は、出来るなら構って欲しくないです。ということで、妻のように、寝てくれている(もしくはやりたいことがあるならば、それをしてくれる)と助かります。余計な気を遣わずに済みますし。

でも、病気の時に、妻が側にいてくれるという安心感は、とても感じていました。こういうのは、一人暮らしでは感じなかったことなので、結婚して良かったなと思います。それと同時に、妻が、頑張ってあーだこーだと、看病してくれる人でもないのは良かったと思います。私は、或程度ほっといてもらえる方が楽なときがありますし。そういう距離感は、妻と私は上手くあいますね。

病気の方は、妻や両親、そして病院の先生や看護師さんのおかげもあって、発病から3日後には、随分と回復していました。妻や両親には随分と心配をかけてしまって、申し訳なかったです。

ただ、日本に数年ぶりに帰国し、実家にも数年ぶりに帰宅したときに、三木内科胃腸科医院に行くことになるとは、また何かの巡り合わせかなと思いました。お世話になっていた先生の息子さんにあたる、今回診療をしてくださった先生も、お父さん同様、とても良い人柄があふれ出る先生でしたね。

といったような感じで、数年ぶりの香川県、数年ぶりの実家では、両親に親孝行らしいことも出来ず、妻に私の田舎をよく知ってもらうことも出来ずでした。

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