とくべつなよる

image00466.jpg
▲Burg Trausnitz▲

つい先日、妻と2人でLandshut(ランツフート)に出かけてきたばかりなのですが、またまたLandshutに行ってきました。

ただし今回は、私たちが家族ぐるみでお世話になっている、ドイツ人弁護士Lさんと一緒です。Lさんが、LandshutのBurg Trausnitz(トラウスニッツ城)で、特別なガイド・ツアーが行なわれるからと、私たちを招待してくださったのでした。

image00467.jpg
▲Burg Trausnitz▲

Burg Trausnitzの内部は、通常、ガイド・ツアーによってのみ見学可能です。先日、ここを訪れた私と妻も、そのガイド・ツアーに参加し、内部を見学しました。

ただし、このようなガイド・ツアーは、夕方で終わりです。4月から9月は17時のガイド・ツアーが、10月から3月は15時のガイド・ツアーが最後になっています。

image00468.jpg
▲Burg Trausnitz▲

今回Lさんが招待してくださった、Burg Trausnitzで行なわれた特別ガイド・ツアーは、上記のような通常のガイド・ツアーが終了した夜に行なわれました。

19時30分に始まった、特別ガイド・ツアーは、普段は見ることの出来ない、お城の食料庫として使われていた倉庫から始まり、Burg Trausnitz内部の見学へと移ります。

image00469.jpg
▲Burg Trausnitz▲

この特別ガイド・ツアーが、通常のガイド・ツアーと異なる点は、夜に行なわれるというだけではありません。

まず、私たち参加者を案内してくれたのは、この城に住む亡霊達です。Burg Trausnitzに住む、亡霊達は、生前どのような暮らしをここで行なっていたかを、時には音楽演奏も交えながら、私たちに説明してくれました。

もちろん、亡霊といっても、本物ではなく、役者(!?)による演技です。しかし衣裳や楽器など、当時のものを再現したものを利用しており、また、役者の演技力もあって、かなり雰囲気は出ていました。特別ガイド・ツアーに参加した子供達の中には、本気で怖がっている子もいましたし。

また、私たち参加者は手にろうそくのランタンを持って、Burg Trausnitzの内部を見学しました。暗闇のBurg Trausnitzの中を、ろうそくの火だけを頼りに巡るというのは、とてもロマンチックでしたね。

image00470.jpg
▲St. Martinskirche in Landshut aus der Burg Trausnitz▲

Burg Trausnitzから眺めた、日の沈んでいくLandshutの街並みもまたとてもロマンチックでした。

毎回同じような内容のガイド・ツアーに、私がこれまで何度か参加したのも、このBurg Trausnitzのテラスから眺めるLandshutの風景が、とても気に入っているからです。前回のBurg Trausnitz訪問で、私が妻に見せたかったのは、ここからの風景でした。

以前のエントリーで紹介したような、昼間のここからの眺めもとてもきれいなのですが、夕暮れから夜にかけての眺めも、また格別のものがありました。

image00471.jpg
▲Burg Trausnitz▲

今回の特別ガイド・ツアーを企画・実行してくださったのは、Lさんの友人であるSさんです。Sさんは、以前もLさんの計らいで、私とその友人だけに特別なルートで、Burg Trausnitzの内部を見学させてくれたことがあります。その際には、普通は立ち入ることの出来ない、Alessandro Paduano(アレッサンドロ・パドゥアーノ)が描いた、Commedia dell’arte(コメディア・デラルテ)という、イタリアの即興劇の場面が残っている階段室を見学させてくれました。

そして、今回は、夜のBurg Trausnitzを亡霊達が案内してくれるという、とても素敵なガイド・ツアーを提供してくださいました。

Landshutで生まれ、その後も現在に至るまで、ずっとLandshutに居を構えるLさんも、亡霊達によるBurg Trausnitzのガイド・ツアーや、Burg Trausnitzのテラスから、夕暮れのLandshutの街並みを眺めるのは、初めての体験だったとのことです。

このように、Landshutの住人でさえ、経験したことの無いような貴重な経験をさせてくださったSさん、そして、私たちをその貴重な経験に誘ってくださったLさんに、とても感謝した夜でした。


大きな地図で見る
▲Burg Trausnitz▲
▲Google マップより▲

Similar Posts:

Comments are closed.