ねがてぃぶなわけではありません

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▲近鉄大阪線▲

妻と結婚して半年が過ぎたと、先日のエントリーに記しましたが、結婚後も変わらず、別居しています。これまでにも、何度か同居の話が出て来たのですが、お互いの都合がつかなかったりして、タイミングを逃し、先送りになってきました。

しかしながら、妻の部屋を来月から借りる次の人が決まり、どうしても今月中に引越しをしなければならなくなりました。したがって、7月からの同居が確定し、現在引越し作業を行なっております。

引越し作業といえば、引越し業者に依頼したり、友人に応援を頼んだりということが考えられますが、今回はふたりで引越し作業をすることにしました。お金が節約できるのもあるし、友人に迷惑をかけなくてもよいというのもありますが、何よりも、共同生活の始まりは、自分たちの手で準備したいという気持ちがあります。

というわけで、ふたりで引越し作業を行なっているのですが、ふたりとも自動車免許を所持していないので、荷物を小分けにして、専ら公共交通機関で運んでいます。利用するのはS-Bahn(都市近郊列車)とBus(バス)です。

このふたつの組み合わせ、私の通勤時に利用する交通機関と同じ組み合わせなのですが、引越しの際には、乗っている時間が違います。というのも、Busが5分ぐらいの乗車時間であるのは同じなのですが、S-Bahnも5分しか乗らない通勤と違って、奥さんの住まいのあるところの最寄り駅までは、S-Bahnで30分ぐらいかかります。

そして、私は、この30分が楽しいのです。なぜならば、S-Bahnの中での過ごし方が、通勤時とは全く異なるからです。

通勤時の5分間は、ずっと地下を通っていくため、周りの景色を楽しむことは出来ません。しかも5分間ですから、何をするわけでもなく、ただ何となく乗っていると、もう到着している感じです。しかし、妻の最寄り駅まで行く間の30分間は、ずっと地上を走ります。したがって、景色を楽しむことも出来きます。また、それなりに時間もあるので、本を読むことも出来ます。こういうS-Bahnのなかの時間は、普段ないので、ちょっとした小旅行気分で楽しんでいます。

そのS-Bahnの座席は、写真の日本の列車のように、ロングシートではなく、対面式のボックスシートになっています。したがって、座る位置によっては、進行方向に背を向けることになります。これがまた、このS-Bahnに乗るときの楽しみでもあります。

私の生活の中において、視界に入ってくるものは、私の前方からあらわれ、そのままであるか、もしくはそこから私の後ろへと流れていきます。これがほぼ100%だと思われます。しかし、ボックスシートで進行方向に背を向けて座ると、私の視界の中に飛び込んでくるものは、私の後方からあらわれ、そして前方に消えていきます。

進行方向に背を向けて座ると、酔って気持ち悪くなるという人がいますが、幸いに、私はそのようなことはありません。むしろ、この非日常的な視界が、私をいつも楽しませてくれるのです。

引越し作業は、今週中でほぼ終わると思われるので、こういった非日常的な視界を味わえ機会はまた減ってしまいます。ということで、今週来週あたりは、この非日常的視界を味わえる座席位置を、積極的に狙ってみたいと思います。

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