にせんはちねんくがつ

image00082.jpg2008年9月は、全部で34のエントリーを立ち上げました。9月は途中で、このブログを構築するアプリケーションの、アップ・デート作業を行ったため、1週間ほど更新を休んでいます。したがって、実質20日間ほどで、34のエントリーですから、9月は、割と書きたいことが多かったみたいですね。

9月のブログでも、何回か話題にしましたが、アメリカ合衆国における、サブプライムローン(subprime lending)の返済焦げ付きに端を発する、日本、欧州、アメリカ合衆国などでの金融危機の話題が、なかなか終わりを見せません。

9月15日には、アメリカ合衆国の大手投資銀行、Lehman Brothers(リーマン・ブラザーズ)が、Bankruptcy(Title 11 of the U.S. Code/アメリカ合衆国連邦倒産法)のChapter 11(第11章)の適用を、The Federal Court(アメリカ連邦裁判所)に申請すると発表し、事実上、破綻となりました。その前日には、これまたアメリカ合衆国の大手金融機関であるMerrill Lynch(メリル・リンチ)が、Bank of America(バンク・オブ・アメリカ)に買収されるという発表がありました。また、そのふたつに先立ち、5月30日には、Bear Stearns(ベアー・スターンズ)も、JPMorgan Chase(JPモルガン・チェース)に買収されています。いずれも、サブプライムローンの問題に絡んだ、破綻、買収です。

それから、Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)とMorgan Stanley(モルガン・スタンレー)は、9月21日に、銀行持ち株会社へと、ステータスを変更し、Federal Reserve Board(FRB/連邦準備制度理事会)の管理下に、収まることとなりました。

ここにあげた金融機関は、つい先日まで、アメリカ合衆国の5大証券会社と呼ばれていたものです。その全ての証券会社が、サブプライムローン問題に絡んで、これまでの立場からの変更を余儀なくされました。このような事態は、アメリカ合衆国の歴史上、これまでになかったことではないでしょうか。歴史の教科書で、私たちは、1929年10月24日に始まった、世界規模の恐慌のことを学んだと思いますが、今、それと同じようなことを、歴史として振り返るのではなく、歴史が生み出される瞬間として、経験しているのではと感じています。

アメリカ合衆国で、住宅バブルがはじけた(サブプライムローン問題)のと、時を同じくして、欧州では、ユーロ・バブルがはじけました。2001年頃、1ユーロ=90円ぐらいになったのを最後に、常に右肩上がりで上がり続けていた、ユーロの価値は、2008年7月には、1ユーロ=170円に迫る勢いとなっていました。それが今や、1ユーロ=150円を切るほどになっています。もちろん、これで、ユーロ・バブルがはじけたと見るのは、やや早いのかもしれません。しかしながら、ユーロの主要通貨に対する価値は、急激に下がり、ここ5年ほど見られることのなかった傾きとなっています。

経済の専門家ではない私には、このふたつの出来事が、今後、私たちの生活に、どのように直接影響を及ぼすかということを、予想することが出来ません。それだけに、日々、新聞などをから情報を仕入れつつ、不安に思いながら過ごすことが多かった、9月でした。

あれっ?9月の出来事をまとめようかと思ったのに、なんだか、経済紙のような話題になってしまいました。

10月は、世間的にも、私的にも、もっと明るい話題にあふれると良いのですが。Städtische Galerie im Lenbachhaus(ミュンヘン市立ギャラリー・レンバッハ・ハウス)にて、2008年10月25日から「WASSILY KANDINSKY – ABSOLUTE. ABSTRACT. RETROSPECTIVE 2008/2010」という展覧会が始まります。これは、私にとって、とても明るい話題です。ということで、少なくとも、1つ、10月に明るい話題が私を待っていることになります。これが、2つ、3つと増えるような、10月であって欲しいですね。

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