うぃきぺでぃあかみばいたいばん

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▲『Das Wikipedia-Lexikon』▲
▲www.wissenmedia.deより▲

朝、10分でも長く寝ていたいと思うのは、何も、私だけに限らないのではないでしょうか。朝に、予定を10分早めて行動するというのは、簡単に出来そうで、出来なさそうなことだと思います。

しかしながら、最近の私は、これまでより10分早いバスに乗り、出勤しています。理由は簡単で、10分早いバスに乗った方が、職場までの道のりに余裕が出来るからです。

これまでのバスだと、職場に着くのが、始業の10分ぐらい前でした。しかし、バスが定刻通りに来ないこともあれば、定刻通りに進んでいかないこともあります。したがって、そのような場合、乗換駅で急がなければなりません。この急ぐというのは、もちろん走ると言うことなので、朝から慌ただしい感じになります。そして、こういったケースは、多々あることなのです。これが、だんだんとイヤになってきました。

それで、朝10分長く寝られることと、職場までの道のりに余裕が出来ることを、天秤にかけてみたところ、後者の方が、私の中で、重要だということになったのです。したがって、朝は10分早く起きて、10分早いバスに乗るようにしました。

この10分早いバスに乗るということは、乗換駅で、乗換のための時間に余裕が出来るようになったほか、職場の最寄り駅から職場までの間の道のりにも、余裕が生まれることになります。これまでなら、職場の最寄り駅から、直接職場へと向かっていたのが、わずかながらも、寄り道が出来るようになりました。

今朝は、その寄り道に、書店を選んだのですが、その立ち寄った書店で見つけたのが、上掲の画像の書籍です。

この書籍、ぱっと見た瞬間に、目にとまりました。なぜならば、表紙に見覚えのあるマークが利用されていたからです。そのマークとは、皆さんもよくご存じかと思いますが、オープンコンテントの百科事典である、Wikipediaで利用されているものでした。

最初はWikipediaについての解説書かなとも思ったのですが、書籍のタイトルには『Das Wikipedia-Lexikon』とあります。はやり、Wikipediaのようです。

それで、手にとってパラパラとめくってみたのですが、やはり内容はWikipediaでした。もちろん、ドイツで出版されたものなので、掲載された内容は、ドイツ語版Wikipediaからのものですが。

仕事から帰宅し、早速調べてみると、『Das Wikipedia-Lexikon』は、Wissen Media Verlag GmbHという出版社が持つ、Bertelsmann Lexikon Institutから、2008年9月15日に出版されたものとのこと。Wikipediaを世界で最初に、紙媒体に移植したものとのことです(「“Das Wikipedia Lexikon in einem Band“, das weltweit erste Lexikon auf Basis der Online-Enzyklopädie, liegt druckfrisch in den Buchhandlungen.」)。

Wikipediaは、私自身毎日利用させてもらうほど、お世話になっています。その便利さは、皆さんもよくご存じのことでしょう。

紙媒体の百科事典の場合、項目の内容が古かったり、また、新しいことに関しては、項目そのものがなかったりします。それに比べて、Wikipediaはオープンコンテントのため、項目が刻々と増え続け、また内容も、新しいものに更新されているのが、特徴でしょう。

そのWikipediaを、また紙媒体に移すというのは、どういう意図があるのだろうかと思います。インターネットが利用できない状況下で、Wikipediaの内容を参照できるということは考えられますが、それだけが、Wikipediaを、紙媒体に移す理由には、なりにくいのではないでしょうか。ましてや、Wikipediaに記載されている内容は、先ほども記したように、刻々と変わるものですし、また、内容自体に正確性を欠く項目があるのも、良く指摘されていることです。それをあえて、紙媒体にするという行為が、私にはまだ理解できません。しかしながら、Wissen Media Verlag GmbHのような出版社が、出版している以上、私では考えつかないような、メリットがあるのでしょうね。

今後この『Das Wikipedia-Lexikon』が、どのような形で更新されていくのか、もしくは今回限りで終わりになっていくのか、少し注目して、見ておきたいと思います。

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