にせんはちねんじゅうがつ

image00082.jpg2008年10月は、全部で36のエントリーを、このブログに立ち上げました。いつも通りのペースといったところでしょうか。

10月の大きなニュースのひとつと言えば、間違いなく、「WASSILY KANDINSKY – ABSOLUTE. ABSTRACT. RETROSPECTIVE 2008/2010」という展覧会が、始まったことが挙げられます。この場合の、「大きなニュース」というのは、当然ながら、私個人に関することですが。

前月までと同様、10月も、アフガニスタンにおける紛争問題や、金融不安といった、暗く重い話題が、ドイツでは毎日ニュースで取り上げられていました。そういうニュースを聞いたり見たりしていると、現実的には、あまり自分自身とは、直接的に関係がない話題だとは思っていながらも、モヤモヤとして、気分はすっきりしません。そのような日々が、10月も続いていました。

そういった、私の気分を、すっきりさせてくれるのが、München(ミュンヘン)にあるKunstbau(クンストバウ)で10月25日から始まった、「WASSILY KANDINSKY – ABSOLUTE. ABSTRACT. RETROSPECTIVE 2008/2010」です。Wassily Kandinsky(ワシリー・カンディンスキー)が大好きな私にとっては、待ち続けた、待望の展覧会でした。

展覧会が始まって、まだ1週間足らずですが、もうすでに、4回訪れています。そのように、夜な夜な、展覧会に訪れている私に対して、「そんなに毎日行って、何か新しい発見でもあるの。」と、妻にはすでに、あきれ果てられたようです。

しかし、妻になんと思われようが構いません。Kandinskyが好きなのですから。それに、日本と違って、ドイツは受動的な娯楽が少ないのです。したがって、せっかく与えられたこの機会、それも自分の好みにあったものですから、これを逃す手はありません。ということで、展覧会通いは、今後もまだ続くのです。

10月は、もうひとつ、個人的なニュースがありました。それは、10月9日で、妻と知り合って、1年を迎えたということです。

「早いもので、妻と知り合って、もう1年経ちました。」と記したいところですが、実際はそうではありません。実感としては、「まだ1年」しか経っていないという感覚ですね。それほど、内容が濃かったということでしょうか。実際に、妻と知り合い、付き合い、婚約し、結婚し、お互いの両親や家族に挨拶するために一時帰国し、一緒に住むということを、この1年でやってきました。したがって、感覚的には、もう少し時間が過ぎているような気がしています。普通ならば、これらのプロセスは、1年という時間ではなく、もう少し、長い時間がかかることでしょうから。

Winterzeit(冬時間)に変わり、すっかり冬になりました。これからは、もっともっと寒くなることでしょう。それを考えると、憂鬱になりがちです。そこは、「ウナギを食べて、暑い夏を乗り切ろう。」ではありませんが、「Kandinskyを見て、長く暗く寒い冬を乗り切ろう。」といった感じで、過ごしていきたいと思います。

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