たかばたけかしょうたいしょうろまんかんめーるまがじんだいさんじゅうよんかい


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▲高畠華宵大正ロマン館▲
▲Google マップより▲

愛媛県東温市にある、高畠華宵大正ロマン館から、月に2回、定期的に配信されているメール・マガジンの最新号、第34号が届いています。

今回のメール・マガジン、受信するのに、とても時間がかかるなと思ったら、サイズが1MBを超えていました。高畠華宵大正ロマン館のメール・マガジンに限らず、通常、メール・マガジンで、このサイズのものは、まず出くわすことはまずありません。したがって、高畠華宵大正ロマン館のメール・マガジンのアドレスを、不正に利用したSpamかと疑います。しかしながら、受信してみれば、ちゃんと、高畠華宵大正ロマン館から配信されたものでした。現在行われている展覧会、「高畠華宵生誕120年特別展 幻の原画新発見! 華宵・夢二と『少女の國』のさしえ画家たち」(2008年9月13日〜12月7日)に関連した商品の案内として、ポスト・カードの画像が貼り付けられているために、このように巨大なサイズとなった模様です。画像が貼り付けられている際、いつもはちゃんと、メールに最適化されたサイズになっているので、今回は、何らかの手違いだったのでしょう。

さて、今号のメール・マガジンでは、2008年10月25日に、高畠華宵大正ロマン館で行われた、「大正の少女文化講座 大正ロマンごっこ 少女の茶話会」、というイベントについての報告が掲載されています。このイベント、以前のエントリーでも紹介したことがありますが、『少女の國』(大正15年12月号)という雑誌に記録されている、「大正15年10月3日に実際に行われた」茶話会を、現代に再現してみようという試みです。今回再現された、茶話会の元となる、大正時代の茶話会での流れは、こちらのエントリーに紹介しています。

再現された茶話会では、まず、原画鑑賞が行われたようです。

大正の少女たちは原画を見ながら「まあ、いいわねえ」とつぶやいていたそうです。ですので、平成の私たちも華宵さんの絵の前で「まあ、いいわねえ」とにっこり。

報告はこれのみで、元になった茶話会の報告でも、今回の報告でも、何の原画を見たのかが記されていないため、その時の雰囲気が、想像しづらいです。しかしながら、今回は恐らく、「高畠華宵生誕120年特別展 幻の原画新発見! 華宵・夢二と『少女の國』のさしえ画家たち」で展示されている、原画を見たのではないでしょうか。

続いては、音楽の時間ということで、まずは、「レコード鑑賞」を行ったとのこと。

当時の茶話会ではレコード鑑賞をしたそうですが、今回はまず、ルービンシュタイン演奏の《月光》を聞きました。当時の少女雑誌ではベートーベンがよく紹介されていて、『少女の國』でも「月光誕生秘話」なる読み物が掲載されています。ちなみにルービンシュタインのレコードは華宵も聞いていたそうです。

私は、てっきり、当時はやりの歌唱曲でも、レコードで聞いたのかと思いきや、鑑賞したのは、クラシック曲でした。当時の少女雑誌では、ベートーヴェンがよく紹介されていたとのこと。日本においての、ベートーヴェン受容の話に目を通していると、明治期を通じて、狭い範囲で、「楽聖」としてのイメージを形成されつつあったベートーヴェンが、大正時代に入ると、広く関心を持たれていった様子が分かります。そのなかに、少女雑誌も含まれていたのでしょう。

「レコード鑑賞」に続いては、実際に演奏も行ったようです。

『少女の國』に掲載されていた楽譜を今回ピアノで再現し、皆で歌いました。曲目は「残りの指」。

「残りの指」という曲、全く知らなかったのですが、加藤まさをによる作詞らしいです。恥ずかしいことに、私、加藤まさをは、ずっと画家だと思っていました。しかし、それと合わせて、作詞活動もされていたのですね。有名な童謡、「月の沙漠」も、この加藤まさの作詞とのこと。

皆さん、大正時代の少女の気持ちになって大きな声で歌って下さいました。

ここは、光景が目に浮かぶようで、かなりほほえましい感じです。何とも楽しそう。

再現された、茶話会についてのレポートは、今回、なぜだか、ここで終わりでした。次回に、続きが掲載される模様。引っ張りますね。

今号のメール・マガジン、いつものように、その他にも、話題が盛りだくさんなので、ここで紹介したい話もまだあるのですが、どうも、体調が悪いようで、集中力がありません。ということで、これ以上、ブログを書き記す気が起こらないため、私も、レポート同様、中途半端なところで筆を置きます。

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