でびゅーせん

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▲Münchener Tierpark Hellabrunnにて▲

清水の舞台から飛び降り」て購入した、Canonのデジタル一眼レフカメラEOS DIGITAL用交換レンズ、EF70-200mm F2.8L IS USMですが、昨日のエントリーで紹介したように、デビュー戦となるべきだったKölner Dom(ケルン大聖堂)は、礼拝中で内部に入れなかったため、そのデビュー戦はお流れになってしまいました。

さて、そのEF70-200mm F2.8L IS USMの再度のデビュー戦にと、私が向かったのは、München(ミュンヘン)にある動物園、Münchener Tierpark Hellabrunnです。

が、結果から述べると、このデビュー戦、惨敗に終わります。

このレンズを購入する前、望遠レンズに抱いていた私のイメージといえば、「遠くのものが大きく写せる。」というものです。もちろん、このイメージは、間違いではありません。確かに、遠くのものが大きく写せましたから。

しかし、EF70-200mm F2.8L IS USMで撮影してみて、実際に分かったことは、そのイメージとはまた違っていて、「望遠レンズでは、画角が狭くなる。」ということでした。つまり、レンズをのぞいたときに見える範囲が、あるいは、撮影したときに写る範囲が、標準レンズや、広角レンズよりも、狭くなっているということです。

「遠くのものが大きく写せる」こと、「画角が狭くなる」こと、そのどちらも、望遠レンズの特徴であります。したがって、私の望遠レンズに対する当初のイメージも、間違いではありません。しかしながら、EF70-200mm F2.8L IS USMを使用してみて、強く感じられたのは、前者より、後者のほうだったのです。そして、この、あらかじめ持っていたイメージの違いが、望遠レンズのデビュー戦における、私の惨敗につながります。

画角が狭くなるということは、先ほど述べたように、写る範囲が狭くなるということです。したがって、画面内に入れられるものが、制限されてきます。この、画面内に入れられるものが、限られる状態で、写真を撮影することが、どんなに難しいかというのを、EF70-200mm F2.8L IS USMを使用してみて、私は初めて実感しました。

今まで、標準レンズや広角レンズで撮影していた際は、画面内に、何か写したいものを入れ、それを際だたせるために、周りに色々なものを写しこんでいました。つまり、写したいものを、相対的に目立たせていたわけです。

しかしながら、望遠レンズでは、何か写したいものを、画面内に収めたら、それで終わりになってしまいます。それ以上のものを、画面内に入れる余地がありません。

従って、標準レンズや広角レンズでの撮影の際に行っていたように、周りのものを利用して、相対的に、写したいものを目立たすことが出来ないのです。望遠レンズでの撮影の場合は、写したいもの、それ自体を利用して、その写したいものを目立たさなければなりません。これが、何とも難しいこと、難しいこと。

そのようにするためには、その写したいものを、じっくりと観察する必要があると思うのですが、私には、どうもそれが出来ないようです。出来上がった写真を見てみると、それはただ、写したいものを、大きく写しただけの写真になってしまうのです。そう、それは、私が当初、望遠レンズに抱いていたイメージそのもの。

望遠レンズの特徴として、「遠くのものが大きく写せる」ことと、「画角が狭くなる」というのは、どちらも正しいのです。しかし、後者を意識していないと、全くおもしろみのない写真(私の感覚では)になってしまうということを、今回初めて実感しました。

望遠レンズのデビュー戦は、あっけなく敗れ去ったため、このブログで紹介できるほどの写真は撮れていません。しかし、そこは恥を忍んで、今後、自分が発憤するための材料として、冒頭に1枚だけ掲載しておくことにします。


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▲Münchener Tierpark Hellabrunn AG▲
▲Google マップより▲

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