たいむましーん

image00829.jpgころびました。

しかし、結論から先に言うならば、のおかげで、大事には至っていません。

ころんだのは、先月末、4月29日の夜のことでした。その日の夜は、妻や私の友人である、Takayanagi Mamiko(高柳麻美子)さんを家に招いて、食事会を行いました。5月4日に、彼女が活動の地を、München(ミュンヘン)から、別の地に移すことになっているからです。それで、歓送会とはいかないまでも、食事でも一緒に、ということになったのでした。

さて、その楽しい時間が終わり、そのときのことを、ブログに記そうと思い、私の愛機、PowerBookG4 (15-inch FW800/1.25GHz/1GB/80GB)を立ち上げたとき、その問題は起こりました。

PowerBook G4が、完全に起ちあがるのを待ち、それから、メーラーとブラウザを立ち上げます。当然、それぞれのウィンドウが開きました。

が、挙動が変なのです。

Windowsではどうだったか忘れましたが、私の利用しているMac OS Xの場合、非アクティブなアプリケーションのウィンドウは、やや色が薄く(グレーアウト)なります。そして、その非アクティブなウィンドウを、アクティブにするためには、マウスでポインタを動かし、そのウィンドウ上でクリックしてやる必要があるのです。

それで実際、そうしてみました。そうしなければ、そのアプリケーションは利用できませんから。

すると、ウィンドウの色が濃くなり、アクティブに変わります。が、1秒後ぐらいには、何もしていないにもかかわらず、再びウィンドウは、非アクティブの状態に変わるのでした。そして、何度試みても、結果は同じになります。つまり、起動したのはよいものの、何も操作できない状態になってしまったのです。

それについて、色々原因を探ってみました。最初は、キーボードや外付けテン・キーのキーが、何らかの原因により、押されたままになっているのではと考え、ひとつひとつのキーを確認したり、外付けテン・キーは外したりします。それでも、改善されないので、次に、最近(前日)インストールしたアプリケーションが問題になったのではと、それもアン・インストールしてみました。しかし、それでも、状況は変わりません。もちろん再起動もしましたが、それも、状況には変化を及ぼしませんでした。

それで、私の頭に思い浮かんだのは、Max OS Xに、標準で備わっている、自動バック・アップ機能、Time Machineの利用です。以前のエントリーに記しましたが、私は、このTime Machineの機能を利用して、データのバック・アップを取っています。

最後にそのTime Machineで、バック・アップを取ったことを確認したのは、寝る前、つまり4月29日2時ぐらいのことでした。しかし、そこから、その日仕事に出かける前まで、PowerBook G4は起ちあがっていたので、その間も、何回かはバック・アップは取られていたはずです。

ということで、思い切って、ハード・ディスクを初期化→再インストール→Time Machineでデータ復旧、という形を取ることに。

私にとって、Time Machineからのデータ復旧というのは、初めての経験ですから、若干ためらいはありました。Time Machineから、データの復旧が、うまく出来ないということも、考えられるからです。

しかし、Time Machineが当てにならなかったときのことも考え、念のために、データ丸ごとコピーによるバックアップも、1週間に1度取っていました。そして、それを前回は、4日ほど前に行っています。つまり、最悪の場合でも、4日前には戻せるということです。その間大きな作業は行っていないので、データが失われたとしても、損失は少なくてすみます。ということで、思い切って、作業を進めました。

インストール後、指示に従って、設定を進めていくことになるのですが、その際、Time Machineからデータを復旧させる、というような選択肢があったので、それを選択してみます。いくつか、復旧させる項目を選べたのですが、今回は全てを選択しました。つまり、バック・アップを取ったときの状態に、復旧させることを選んだのです。

時間はかかりましたが、Time Machineでのデータ復旧は成功でした。完璧といって良いでしょう。ウィンドウが、常に非アクティブになる状態が、再現されるようなところにまで、見事に戻してくれましたから・・・。

「おいおいっ!ちょっと待て〜っ!どこまで完璧やね〜ん!」と、思わず、突っ込んでしまうぐらいの完璧さでしたね。

ということで、ここまでして分かったことは、「Time Machineによるバック・アップは完璧で、いつでも、バック・アップ時にまで、データの復旧は可能である。」ということだけです。状態は、振り出しに戻ります。

症状からすると、今回は、ハード的な故障ではなく、ソフト的なものであることは、容易に想像がつきました。したがって、Time Machineからのデータ復旧は、自前のデータだけにとどめ、アプリケーションのインストールを、1つ1つ手動で行い、確かめていくというのが、解決には1番の近道でありそうです。しかし、十数個アプリケーションを再インストールすることを、正直、「めんどくさい。」と思いました。

で、往生際悪く、あーだ、こーだと考えながら、色々やってみたところ、分かったことが。

私の環境では、システムの機能を拡張してくれる、便利なアプリケーションを、PowerBookの起動時に、自動的に立ち上げるよう、設定してあるのです。それらアプリケーションが、順番に起ちあがっていく様子は、PowerBook G4の起動時に見ることができます。

そこで、ふと気がついたのは、起動時、あるアプリケーションが起ちあがったタイミングで、それまでアクティブになっていたウィンドウが、非アクティブに変わるということです。そこで、「むむっ!」と思い、ウィンドウがアクティブになる(操作ができる)、わずかな時間を何度も利用し、そのアプリケーションを何とか終了させてみます。

すると、どうでしょう。狙い通り、正常な機能の状態にもどりました。原因解明です。

今回、トラブルの原因となっていたのは、スクリーン・キャプチャ用のアプリケーション、Snapz Pro Xでした。

この、Snapz Pro X、シェアウェアです。もちろん、購入し、登録して利用しています。しかし、Snapz Pro X(Ver. 2.1.4)を再起動してみると、「登録が無効になっているので、再度登録して下さい。」というような感じのメッセージが表示がされたのです。それで、再登録してみると、Snapz Pro Xを起動したままでも、ウィンドウが、勝手に非アクティブ化される現象は、見られなくなりました。(【2009年5月7日追記】下のコメント欄に記したのですが、もしかして、再登録ではなく、Snapz Pro Xのバージョンを、最新の2.1.5にすることが、この症状の解決につながっているのかもしれません。)

何が原因で、Snapz Pro Xは、今回のことのようなこと(登録の無効化)になったのかは分かりません。しかし、トラブルの原因も解明したし、原因も解決したので、今のところは、良しとしておきましょう。

今回のトラブルにより、バック・アップの重要性というのが、改めて感じられました。結論からすると、今回の件は、再インストールすることなくとも、解決出来ていた問題ではあったのです。しかし、バック・アップがあったおかげで、「もし何かあれば、バック・アップから、データを復旧させることが出来る。」と思い、色々な方法を試みることができました。それで、問題点が見つけられたのです。

私にとっては、バック・アップが、今回の件では、「杖」の役割を果たしてくれました。おかげで、躓きはしたけれど、転ばずに済んだといった感じでしょうか。「転ばぬ先の杖」、持っておいて良かったです。

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4 Responses to “たいむましーん”

  1. eboshi says:

     同じ症状を経験して、検索の結果たどり着いた者です。
     当方は、osx10.5.6 iMac(2008early)ですが、全く同じ症状です。
     私の場合、Snapz Pro Xを再登録しても再起動後同様の症状が出てしまいました。
    しかし、Snapz Pro Xは、最近ver1.2.5がリリースされていたようで、これにして
    からは、問題がなさそうです。(ちなみに使用していたver1.2.4は4月の始めに
    リリースされていました)
     大変参考になる記事でした。ありがとうございます!!

  2. Tomb says:

    初めまして。

    僕もおよそ10日ほど前から同様の症状に見舞われました(使用機は一世代前のiMacです)。やはり同じくタイムマシーンを実行し、さらにディスクユーティリティでアクセス権の修復を2回ほど実行することにより、一時的に症状は改善されたように見えましたがが、リスタートを繰り返すたびに同じことの繰り返し…。

    そこで、セーフブートで起動してみて、同様の問題が起こらないことを確認。もしや、起動時に読み込まれるログイン項目が原因なのでは?と、ほぼ確信できた次第です。

    で、愛用のDragThingとSnapz Proをログイン項目から外してリスタートを行うと、同様の問題は起こらないではありませんか?
    さらに、DragThing(こちらは問題なし)とSnapz Pro(Ver 2.14)を個別にダブルクリックで立ち上げ、これがウインドウを非アクティベイトさせてしまう原因であったのかと、長い時間を費やして結論に達しました。

    最後にこちらのブログにたどり着き、早速、Snapz Pro 2.15をダウンロードしてインストールを行いましたが、同様の問題は解決したように見えます(再登録を促す画面は出ませんでした)。

    なかなか適当なキーワード検索も行えず、まったく厄介なトラブルでした。
    Snapz Proは手放せないユーティリィなので、ホッとしています。

  3. colorfullife says:

    eboshi様、コメントありがとうございました。

    私がこの症状に見舞われた際、インターネット上を検索してみても、同じような症状を訴えておられる方の例を、見つけることが出来ませんでした。従って、私の環境、固有のものかと思っていたのです。しかしながら、eboshi様の症状を伺うに、私が経験したものと、同様の症状だったと思われます。また、先ほどもう一度検索してみたら、他にも同様な症状の報告を、2点見つけました。ということで、恐らく、Snapz Pro X(Ver. 2.1.4)の方に、何らかの問題があったのでしょうね。

    それから、私、勘違いをしていたのかもしれません。

    Ver. 2.1.4で、再登録後、アップ・データを探すと、すぐにVer. 2.1.5がリリースされていることを知りました。それで、即アップ・デートをしたのです。しかしながら、Ver. 2.1.5の変更点には、今回、私たちが経験したような、症状に関する点は含まれていませんでした。したがって、たまたま、アップ・データが、このようなタイミングでリリースされただけで、今回の症状とは関係なく、今回の症状は、再登録することで解決したのだと思っていたのです。

    ということで、もしかして、「Snapz Pro X 2.1.4を再登録」が正解なのではなく、「Snapz Pro X 2.1.5へアップ・デート」が正解なのかもしれません。

  4. colorfullife says:

    Tomb様、こちらこそ初めまして。コメントをありがとうございました。

    私が今回の件で幸運だったのは、ログイン時に起動するSnapz Pro Xが、トラブルの原因であろうという予測を、早い段階(とは言っても、半日ほどかかりましたが。)で立てられたことにあると思います。classic環境の時から、機能拡張項目のコンフリクトに悩まされていた経験(トラブルが起きた際、コンフリクトを見つけるため、完全に起ちあがるまで、画面を注視する癖がついています。)が、活きたのでしょう。そうでなければ、バック・グラウンドで起ちあがっているアプリケーションの問題に、気がつくのはもう少し後になっていたと思いますから。

    それから、Tomb様も仰有っていますが、このトラブルを的確に表現するキー・ワードが、なかなか思い浮かばなかったというのは、私にも当てはまることでした。適切なキー・ワードが思い浮かんでいたなら、もしかすれば、既に解決した方の例を見つけることが出来、ここまで苦労することはなかったのかもしれません。自分の検索力のなさも、今回は痛感しました。

    何はともあれ、Tomb様も、今のところ、トラブルは解決しているようで良かったです。ブログに記した甲斐がありました。わざわざご報告、ありがとうございます。