たかばたけかしょうたいしょうろまんかんめーるまがじんだいよんじゅうよんかい


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▲高畠華宵大正ロマン館▲
▲Google マップより▲

愛媛県東温市にある、高畠華宵大正ロマン館から、いつものように、メール・マガジンの最新号が届いていますので、簡単に紹介したいと思います。今回届いたメール・マガジンの最新号は、第44号です。

今回のメール・マガジン、大型連休真っ最中である、5月1日配信となっています。そのせいでしょう、現在一時休館中である、母体の高畠華宵大正ロマン館はもちろんのこと、館外で行われている、高畠華宵関係のイベントにも動きがなく(前回のメール・マガジン配信時に比して。)、メール・マガジンの内容も、おとなしい感じに落ち着いていました。

さて、そのようなメール・マガジンで、私の関心をひいたのは、メール・マガジンの最後のコーナーとして、すっかり定着した、学芸員さんのコラム、「じゅげむじゅげむ」です。

今回の「じゅげむじゅげむ」は、「隣の芝生は青いのか?」と題されています。その内容は、高畠華宵大正ロマン館が位置する愛媛県に比べ、隣県の香川県のほうが、公立美術館、私立美術館の連携がスムーズに行われており、そういった状況に関心を寄せているというものです。タイトルから察するに、その状況に対する、「うらやましさ」といったものが、そこには多大にあるのでしょう。

ここで言われている「連携」の例として、「瀬戸内アートネットワーク」(「せとうち美術館ネットワーク」とは別物です。こちらは本州四国連絡高速道路の提唱によるもの。)が挙げられています。

この瀬戸内アートネットワーク、香川県に居を構える、財団法人 直島福武美術館財団が提唱し、

現代アートによる地域の活性化が進んでいる“直島”を核に、備讃瀬戸エリアの島嶼部と沿岸都市部をアートを軸とした広域的なネットワークを形成し、瀬戸内海に新たな文化エリアを創造し、世界からの観光客を惹きつける文化的な観光開発を行い、地域の活性化を図る。

国土交通省港湾局「平成16年度都市再生モデル調査
『瀬戸内アートネットワーク構想推進調査』」発表資料(※PDF書類)より
2005年9月15日 合同庁舎2号館における「平成16年度全国都市再生モデル調査情報交換会」にて

という目的の下、2005年に発足したものです。

現在このネットワークには、香川県内にある、金刀比羅宮文化ゾーンベネッセアートサイト直島香川県立東山魁夷せとうち美術館香川県立ミュージアム高松市美術館、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(※許可なくしてリンク出来ません。ご自身で検索して下さい。)という美術館(もしかすると、美術館相当施設が混じっているかも。)が参加しているとのこと。

確かにこのネットワーク、一般企業が提唱し発足したもので、参加している美術館をみると、公立、私立の美術館が混じっていますし、また、このネットワークのウェブ・サイトは、香川県庁のサーバ内に置かれています。その状況だけをみると、実際に「豊かな連携」が行われているかどうかは別として、公私の別はなさそうだし、また、ネットワーク自体の目的や構想も響きが良く、青く見えそうです。学芸員さんが、うらやましがるのも、無理がありません。

が、しかし、その瀬戸内アートネットワークに加入する美術館の学芸員さんが、「高畠華宵大正ロマン館さんでは、創意工夫のされた、素晴らしい展覧会がいつも行われており、感心します。きっと、優れた人材を確保されているのでしょう。うらやましいです。」などと、発言されているのを、昨年に聞いたことがあります。

ということで、まさにこれは、「隣の芝生は青い」という典型的な例だと思い、今回のコラムを読みました。

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