
▲World Health Organization(WHO/世界保健機関)▲
▲wikipedia.orgより▲
今年4月頃から、北米大陸を中心に感染例が認められ、パンデミック(世界的流行)が懸念されていた、新型インフルエンザと呼ばれる、Influenza A virus subtype H1N1(H1N1亜型)ですが、World Health Organization(WHO/世界保健機関)が、このインフルエンザに対する警戒水準を、最高レベルの「フェーズ6」に引き上げることを、発表(「World now at the start of 2009 influenza pandemic」)していました。これで、H1N1亜型は、パンデミック期へ移行したことになります。
インフルエンザのパンデミックは、20世紀以降、これまでに3回(1918年〜1919年 スペインかぜ/1957年 アジア風邪/1968年 香港風邪)発生しているらしく、今回のH1N1亜型のパンデミックは、1968年の香港風邪のパンデミック以来、41年ぶりに発生した、4回目のインフルエンザのパンデミックということ。ただ、これまでにパンデミックを引き起こしたインフルエンザ・ウイルスは、すべて鳥類に由来するものだったとのことで、豚に由来するインフルエンザのパンデミックとしては、初めてのケースらしいです。
このWHOによる発表を受け、ドイツでも昨日から、ニュース(ラジオの)の割と最初の方で、このH1N1亜型に関する話題が取り上げられていました。職場の同僚によると、テレビでは、トップ・ニュースとして、取り上げられていたとのこと。
WHOがH1N1亜型の警戒水準を、最高レベルのフェーズ6に引き上げるという発表をした、丁度そのタイミングで、ドイツでも、大量感染の事例が見つかったらしく、ニュースでは、合わせてそのことも、取り上げられていました。
大量の感染者が見つかったのは、Düsseldorf(デュッセルドルフ)にある、デュッセルドルフ日本人学校らしく、50名弱の感染者が報告されていましたね。
ただ、大量の感染者が見つかったり、H1N1亜型の警戒水準が最高レベルにまで引き上げられたといっても、世間(少なくともMünchen(ミュンヘン)は)は落ち着いています。仕事に出かけた今日も、町中でマスクをしたりしているような人は見かけませんでした。
これから、気温の上がる夏になれば、ウイルスの動きも鈍り、この騒ぎも一段落するのでしょうが、その後の冬の大流行が怖いですね。特に、ドイツは、冬が半年ぐらいありますから。その前に、少しでもこのH1N1亜型に関する研究が、進めばよいのですが。
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