たかばたけかしょうたいしょうろまんかんめーるまがじんだいよんじゅうはちかい

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▲山田俊幸監修、『大正・昭和の乙女デザイン−ロマンチック絵はがき−』、ピエブックス▲
▲2009年5月8日発売▲
▲ISBN-13 : 978-4-89444-755-4▲
▲210mm x 148mm x 24mm、2520円▲

愛媛県東温市にある、高畠華宵大正ロマン館から、月2回発行されるメール・マガジンの、最新号(2009年7月17日配信)が届きました。今回届いた、メール・マガジンの最新号は、第49号です。

ということで、いつものように、届いたメール・マガジンを紹介・・・といきたいところですが、怠惰な私らしく、まだ前回届いた、第48号(2009年7月3日配信)を紹介していません。したがって、今日届いた第49号の紹介は、また後日に回すとして、今日は第48号の紹介を。

第48号も、高畠華宵の描いた日本画や、高畠華宵と同じ1888年生まれの画家の紹介など、興味深い話題が盛りだくさんでしたが、その中でも、私の興味をひいたのは、冒頭に記されていた話題です。高畠華宵大正ロマン館メール・マガジン第48号の最初の話題には、上掲の画像の書籍が紹介されていました。

大正・昭和の乙女デザイン−ロマンチック絵はがき−』と名付けられたこの書籍は、帝塚山学院大学教授で、日本近代文学を専門分野とされる研究者である、山田俊幸氏の編集によるものです。

抒情的で、美しいヴィンテージ絵はがき集
明治末期から大正・昭和初期は、欧米の文化が広まり人々の暮らしも大きく変化した時代でした。モダンな暮らしに憧れる女性たちの間では、トランプや十字架などの西欧風のモチーフをあしらったカードや、抒情的に描かれた恋人や乙女たちの絵はがきが人気を呼びました。
本書は、その時代に活躍した杉浦非水・小林かいち・竹久夢二など有名な画家たちの作品から無名の作家まで、抒情的で美しい絵はがきをモチーフ・作家別に紹介します。

PIE BOOKS大正・昭和の乙女デザイン−ロマンチック絵はがき

書籍タイトル名から、また、上記引用の書籍案内文から分かるように、この書籍、明治末期〜大正〜昭和初期にかけて活躍した抒情画家たちによる、絵はがきのみを集めたもの。ここで紹介されるのは、上記引用文にある、杉浦非水、小林かいち、竹久夢二の他、中原淳一、東郷青児、高畠華宵といった人たちのようです。

上記案内文でも、メール・マガジンでも触れられていませんでしたが、書籍の画像をよく見ると、左隅に「Hiroki Hayashi Collection」と記されていることから、この書籍で取り上げられている絵はがきは、絵はがき収集家として著名な、林宏樹氏によるコレクションからのものだということが分かります。編集者が山田俊幸氏であることから、日本絵葉書会による企画でしょうか。

一歩間違えると、悪趣味になってしまいますが、私は、この時代の手紙とか葉書を読むのが好きです。書簡集などは、とても気になります。それ以上に絵葉書は、気になる存在です。スペースが決められている分、様々な要素が、そこにぎゅっと詰まっているからでしょうか。

内容をチラリと確認したところ、「妖精」や「パラソル」といった、「いかにも」というカテゴリーが設けられ、それに適した絵葉書が、解説付きで掲載されているようです。

女性向けの文化が発達したのは、この時代だと思いますし、また「乙女」が生まれたのも、この時代ではないかと思っています。そのような時代の雰囲気を想像しながら、この書籍を眺めるのは、なかなか楽しそうですね。


大きな地図で見る
▲高畠華宵大正ロマン館▲
▲Google マップより▲

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