つーるどふらんすにせんきゅうだいじゅうろくすてーじ

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▲Le Tour de France▲
▲www.letour.frより▲

休暇を取っていた職場の同僚が、今週から職場へと復帰しました。ということで、私のシフトも、今週から徐々に元通りに。シフトが元に戻ると、火曜日が休みになる私は、今日はお休みです。それで、相も変わらず、自宅にて引きこもり、お昼過ぎからLe Tour de France(ツール・ド・フランス)を、TV観戦しました。

今日、TV観戦をしたのは、第16ステージ。一昨日の日曜日に、第15ステージを観戦しましたが、丁度その続きです。第15ステージの次の日、つまり昨日は、今年のLe Tour de Franceにおける、休日2日目だったとのこと。それで、運良く、連続するステージを、観戦することが出来るようになったのでした。

今日の第16ステージは、Martigny(マルティニー)〜Bourg-Saint-Maurice(ブール=サン=モリス)までの、159kmに渡るコース。第15ステージに引き続き、Alpes(アルプス山脈)を超える、山岳ステージです。出発地のMartignyは、フランスではなく、スイスの都市だとのこと。

第16ステージの概要を見てみると、単純明快な山岳ステージでした。ステージの高低図をみると、フタコブラクダのようになっており、コブにあたる部分にある、峠を2つ越えれば、ゴールとなっています。

そのコブにあたる、2つの峠のうち、最初に超える方の峠は、Col du Grand-Saint-Bernard(グラン・サン・ベルナール峠)という、標高2469mの山、そして次に超える方は、Col du Petit-Saint-Bernard(プティ・サン・ベルナール峠)という、標高2188mの山でした。今大会では、前者が超級で、後者が1級とされています。

私、別段Alpesに詳しいわけでもないので、これらの2つの峠の名前、これまで聞いたこともありませんでした。しかしながら、Le Tour de Franceに初お目見えというわけではなく、1940年代〜1960年代にかけて、何度かLe Tour de Franceのコースとして、設定されていたようです。

TVの解説によると、なんでも、Federico Martín Bahamontes(フェデリコ・バーモンテス)という、山岳ステージにめっぽう強い選手が活躍した時代、この2つの峠が、Le Tour de Franceのコースとして、利用されていたとのこと。

Bahamontesの名前は、これまでもLe Tour de Franceを見ていたら、何度も話題に出てきていたので、知っていたのですが、イメージとしては、「伝説の」と言っても良いくらい、随分昔の人のというイメージがありました。でも、まだご存命だとのことなので、それほど昔の人でもないみたいですね。

さて、そのTVの解説といえば、同じくこの峠の説明のところで、興味深い話を聞くことができました。とはいっても、レースとは、全く関係のない話です。

今日のステージで超える峠である、Col du Grand-Saint-Bernardですが、古来から、アルプス越えのための、重要な交通路であったらしいのです。しかし、険しい山道なので、遭難者が多かったとのこと。その、遭難者の救助に活躍したのが、Saint-bernardという犬、日本語で言うところの、セント・バーナードです。それを聞いて、「あぁ、あのラム酒の小樽を下げた有名な絵は、この辺りの話だったのか。」と。ひとつ勉強になりました。

それから、TVの解説で、もうひとつ話されていたのは、Napoléon Bonaparte(ナポレオン・ボナパルト)との関係です。

第二次対仏大同盟の打破を目指し、当時としては、奇策とされたアルプス越えでのイタリア遠征(1800年5月)ですが、その時に超えた峠が、この、Col du Grand-Saint-Bernardだったとのこと。

と言われて、思い出したのが、Jacques-Louis David(ジャック=ルイ・ダヴィッド)がNapoléon Bonaparteを描いた作品です。白馬にまたがったNapoléon Bonaparteが、山岳っぽいところで、ポーズを取っている作品、歴史の教科書などでもよく使われているので、ほとんどの人が、見たことがあると思います。確かその作品は、山岳越えの場面を描いたものだったと、思い出したのです。

それで、調べてみると、まさに予想した通りでした。Davidが描いた、その作品のタイトルは、「Le Premier Consul franchissant les Alpes au col du Grand-Saint-Bernard(サン・ベルナール峠を越えるナポレオン)」だったのです。

Le Tour de Franceを見ていて、まさかNapoléon Bonaparteが出てきて、そして、Davidの描いた絵のことを思い出すとは、思いもしませんでしたね。

と、このように、今日はレースもおもしろく観戦させてもらったのですが、それ以上に、色々な知識を得させてもらいました。このようなLe Tour de Franceの観戦は、これまでになかった経験だと思います。貴重な経験でした。

レースの観戦記を書くつもりで、エントリーを立てたのですが、話が大きく脱線してしまいましたね。元に戻すのも良いですが、話が長くなりそうなので、今日はこのまま、終わることにします。

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▲Le Tour de France 2009 – ÉTAPE 16▲
▲www.letour.frより▲

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▲Le Tour de France 2009▲
▲www.letour.frより▲

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