べいら・りお


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▲Restaurant BEIRA RIO▲
▲Google マップより▲

今回のFreie und Hansestadt Hamburg(自由ハンザ都市ハンブルク)への旅行で、私がもっとも楽しみにしていたのは、なんといっても食事です。それも、魚料理。私が住む、ドイツ南部の都市München(ミュンヘン)では、内陸地だということもあり、おいしい魚料理を食べられることは、あまり期待できないですから。そして、それは妻も同じだったようで、Hamburgへ行くことが決まって以来、ことある毎に、「魚、魚。」と言っていました。

そのような私たちですから、Hamburgに到着した、その日の夕食はもちろん、魚料理をということになります。夕食を満喫するために、お昼ご飯は、自宅から持ってきたお弁当を、ICE(ドイツ版新幹線)の中で食べただけで済ませて、準備も万端(!?)でした。

とはいっても、そこは私たち夫婦ですから、準備万端なのはお腹の具合だけで、具体的にどこのお店に行けば、おいしい魚料理が食べられるかまでは調べていません。ということで、その情報について、妻がホテルの部屋で、インターネットを利用して調べてくれたのです。

しかし、どうもHamburgでは、日曜日に開いているレストランが少ないらしく、妻が評判などを見て気に入ったレストランは、ことごとく閉まっていました。お腹を空かせてまで、「今日は魚料理を食べるぞ!」、と思っていた私たちのテンションはがた落ちです。

ただ、閉まっているものは、仕方ないので、あきらめて、Hamburg Hauptbahnhof(ハンブルク中央駅)内にでもあるレストランで、食事を取ろうと出かけます。他にも、Hamburgでおいしい料理は食べられそうですが、今日は魚料理を食べられそうにない、と分かった私たちにとって、そんなものは、もはやどうでも良くなっていました。もう、魚料理を食べられないのであれば、駅のファースト・フードとかで良いや、という感じになっていたのです。

しかしながら、Hamburgまで来て、駅で食事というのは味気ないと、当然思います。そこで思い直し、魚料理をあきらめるのは、もう少し後にして、港の方に、レストランを探しに行くことにしました。

以前、私の友人がHamburgに住んでいて、その友人を訪ねた際に、港にある、おいしいレストランに連れて行ってくれたのですが、その付近には、色々なレストランが他にもありましたから、観光地だし、日曜日でも開いているところがあるだろう、と考えたのです。閉まっていたら閉まっていたで、港の夜景を楽しめば良いだけだと思い、妻に提案してみます。すると、妻もその提案に乗ってきたので、出かけることになりました。

私、飛び抜けて記憶力が良いわけではありませんが、場所のことに関しては、正確には、レストランの位置に関して、割と記憶力が良い方だと思います。食いしん坊なので。今回も、以前1度だけ行ったことある店に、特に迷わずに、行くことが出来ました。

ただ、その店は、日曜日はお休みでした。やっぱり、Hamburgのレストランは、日曜日に閉まっていることがあるみたいです。ということで、仕方なく、他の店を探すことにします。

その近辺には、私の記憶通り、多くのレストランが並んでいたのですが、魚料理が食べられそうな、スペイン料理や、ポルトガル料理のお店が、思ったよりも多く、建ち並んでいました。うれしい誤算です。

ただ、以前、ここに来た私の記憶と違うのは、どのお店も、あまり混んでいないということ。私が以前、その近辺を、友人に連れられてウロウロした際は、どのお店も混雑しており、食事を取るためには、並ばなければいけないような状態でした。しかし、その日は、いずれのお店も、並ばずに食べられるどころか、どの席でも、自由に座れそうなくらいの空き状況だったのです。

その近辺のレストランを、一通り見て回った後、私たちが選んだのは、「Restaurant BEIRA RIO」というところ。その店の看板には、スペイン料理と、ポルトガル料理が食べられると書いていました。中を見てみると、お客さんが2組だけと、若干不安にも思えましたが、店の雰囲気が良さそうなことと、お目当ての魚料理が、それほど高くなかったというので、そこに入ってみることに。

その、お目当ての魚料理ですが、メニューには色々掲載されていて、お腹が空いていたのもあり、どの料理の名前を見ても、魅力的に思えます。そのなかで、欲張りな私たち夫婦は、「Verschiedene Fischsorten – in Krabbensauce(魚盛り合わせ/かにソース)」というものにしました。どれも食べたいのだったら、色々入っているものが良いかなと。これで、2人前26Euroですから、それほど高くはないと思います。

と、このエントリー、ここまで引っ張っておいて、誠に申し訳ないのですが、お腹が空きすぎていた私たちは、料理が出てきてすぐに、夢中で食べ始めたので、残念ながら、料理の写真はありません。しかし、出てきた、魚料理の盛り合わせは、見た目にも、味にも、非常に満足できるもので、サケ、白身魚、エビ、イカ等々、魚介類を堪能できました。

さて、おいしい料理に舌鼓を打てたことに満足した私たちが、にこにこと機嫌良くお店を出ようとすると、お店のオーナーらしき人が、話しかけてきました。「どこから来たの。」と。で、日本から来たことを伝えると、「こんにちは。」と、日本語で挨拶してくれるではないですか。

話を伺ってみると、その方はその昔10年ほど、Hamburgからアジア方面へ出る船の、船員をしていたことがあったそうです。そのアジア方面には、日本も含まれており、日本にも何度か仕事で出かけたことがあるとのこと。それで、日本語の単語を、少し知っておられるようでした。

その方と、日本や、アジアの国々について話していると、昔話に、気分を良くされたのか、その方はだんだんと饒舌になってきて、「まぁ、一杯飲んでよ。」と、お酒をおごってもらったりも。また、ふるさとの話なども、たくさん聞かせてもらいました。

その方は、ポルトガル出身で、ポルトガル中西部にある沿岸の町、アヴェイロ(Aveiro)出身だとのこと。アヴェイロは、ヴェネツィア(Venezia)と同様、運河が発達していて、船が町の交通機関として、活躍しているそうです。「きれいな町だよ。」と。日本人も、アヴェイロには、割と住んでいるらしいです。

と、このように、最後の最後に、お店の人と、そのような楽しい会話も交わし、お腹だけでなく、気分もすっかり満足できました。中央駅のレストランで、食事を済ますことにせず、記憶を頼りに、港の方に出てきて良かったです。次回、Hamburgを訪れることがあったら、また来てみたいと思うようなレストランでした。

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