▲Alsterfleet▲
Freie und Hansestadt Hamburg(自由ハンザ都市ハンブルク)への旅行最終日の午前中は、Binnenalster(内アルスター湖)近くにあるStarbucks(スターバックス)に立ち寄ったあと、妻の所用が終わるまでは、別行動となりました。
このとき、旅行初日に購入した、Hamburg市内の公共交通機関が乗り放題となるチケット、Hamburg CARDを妻が持って行ったので、私は必然的に歩いて行動することになったのです。
それで、徒歩で何をするかと考えたとき、私は、Altstadt(旧市街地)から港まで、歩くことにしました。Hamburgには、私の住む、ドイツ南部の都市München(ミュンヘン)にはない、水辺がたくさんあるので、そこを満喫しようと思ったのです。
それで、調べてみると、Altstadtから港までは、BinnenalsterからElbe(エルベ川)に通じる水路がいくつかあることがわかります。それで、その水路を、Altstadtから港まで、歩いてみることにしました。
それで、私が選んだのが、Alsterfleetという水路です。BinnenalsterからElbeまで続いている水路のひとつであるAlsterfleetは、Rathaus(市庁舎)の横にある、Schleusenbrückeという橋を起点として、Elbeまで約1km続いています。
このAlsterfleet、すでに12世紀頃には存在し、16世紀には、船用の水路網の一部として利用されていたようです。
▲Rathausschleuse▲
そして、1846年には、Schleusenbrückeとともに、Rathausschleuseという水門が作られました(現在のものは1973年に作られたもの)。Alsterfleetには、このほかにSchaartorschleuseという水門があり、この2つの水門で、この間を流れる水の量を調節し、川の氾濫を防いでいます。
▲Alsterfleet▲
▲Alsterfleet▲
▲Alsterfleet▲
このAlsterfleet、水辺を歩けるのは良いのですが、道路などが走っている面からは、一段低いところに歩道があるため、Hamburgの町並みを見渡しながら歩く、という用途には向いていないということに、途中で気がつきました。
ただ、途中、船が通っていったり、なかなか良さそうなカフェが発見できたり、「えっ、そんなところに、S-Bahn(Sバーン/都市近郊列車)の駅への入り口が!」という発見をしたりで、なかなか楽しい散歩道です。
▲Schaartorschleuse付近▲
で、最終的には、Baumwallという地区に出てきました。写真の右側に少し写っているのが、先ほど少し話題にあげたSchaartorschleuseという水門です。この先は、Elbeへと続く港になっています。
1kmという距離は、歩くのが大変かなとも思いましたが、そんなことはなく、写真を撮りつつ、周りを観察しながらのんびり歩いても、30分ぐらいだったでしょうか。
Hamburgには、Alsterfleet以外にも、水路があるみたいなので、次回は、別の水路を散策してみたいと思います。
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▲Alsterfleet▲
▲Google マップより▲
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